大好きな国イタリアでのファッション比較をしたいと思います。
まずは首都ローマです。
ローマに本店を構えるブランドで私が真っ先に思い浮かぶのはフェンディです。
ローマにはブランドショップが沢山ありますが、観光地も沢山あります。
スペイン広場、トレビの泉、コロッセオ、真実の口、それ以外にもフォロ・ロマーノ、ナヴォーナ広場、パンテオン、またローマには世界一小さな国、バチカン市国にサン・ピエトロ大聖堂など、とても1日では回れきれません。
イタリア観光に行くなら歴史を感じられるローマは絶対に外せないと思います。
ただバイヤー時代の私はミラノやフィレンツェに比べてローマに行った回数は少ないです。
それでも30回くらいでしょうか。
あまり行かなかった理由は二つあります。
一つはお目当てのブランドが少なかった事。
確かにフェンディのローマ本店は売り場面積がとても広くてディスプレイも素晴らしく、まるで美術館に来てる様な感覚になります。
品揃えもイタリア国内のどこのフェンディよりも豊富でフェンディの商品を買うならローマ本店に行くべきだと思います。
ブルガリやヴァレンティノなどもローマに本店を置くブランドですが、私が主に仕入れていたブランドのお店は品揃えがあまり良くなかったので、ローマに行く機会は少なめでした。
もう一つの理由は治安が他の都市に比べると良く無かったからです。
仕事で行ってましたので治安はあまり関係ありませんが、それでも毎回の様にタクシーに乗ればきちんとお金を渡しても足りないと言ってくるし、テルミニ駅などではスキがあればスってやろうとスリや置き引き達の熱い視線を浴びる事になります。
私はある程度慣れていましたし、タクシーの件にしましても電話でボリッツア(警察)に電話をするふりをすればすぐに相手は引き下がります。
それでもそういう事がローマでは頻繁に起こるのが面倒で・・・
ローマに観光で行くなら嫌な思いをしない為にもツアーで行く事と、夜は外出しない事をお勧め致します。
話を戻しますが、ローマでブランドのウインドショッピングをしようと思うのでしたらスペイン広場にあるスペイン階段の反対側に延びるコンドッティ通りがあります。
出典 4travel
この通りは左右にブランドショップが立ち並び通り入口から右にはモンクレール、左にはクリスチャンディオールがあります。
その奥には右にプラダ、左にグッチ、そのまま奥に歩いて行くとブルガリ本店、カルティエ、ジョルジオアルマーニ、ルイヴィトン、ヴァンクリーフ&アーペル、マックスマーラ、サルバトーレ・フェラガモ、ジミーチュウ、エルメス、バーバリー、ドルチェ&ガッバーナetc…
数え切れないほどのブランドショップがこの通りに集中しています。
ドルチェ&ガッバーナを過ぎるとコルソ通りにぶつかり、その正面にフェンディの本店があります。
出典 FENDI
またスペイン広場周辺にもシャネルやエミリオプッチ等があり、ブランドショップだけなら一日で回り切れます。
パリ編の様にイタリアは正直、パンやスイーツは美味しくないです。
ですのでスイーツの御紹介は出来ませんが、その分イタリアはコーヒー(エスプレッソ)や料理は何を食べてもとても美味しいです。
イタリアのエスプレッソとフランスのスイーツなら完璧です(笑)
私がローマでよく利用していたレストランはスペイン広場のすぐ近くにあるミニャネッリ広場のリストランテAlla Rampa(アッラ ランパ)です。
出典 Alla Rampa
イタリアでは各都市の郷土料理がありますので、その都市の郷土料理を頂くというのも楽しみの一つです。
ローマはパスタならカルボナーラ、お肉料理のサルティンボッカやトリッパ等が有名です。
Alla Rampaはリストランテですが、その割にコスパもよくお勧めです。
出典 4travel
イタリアでは格式によって料理店の呼び名が異なります。
リストランテ>トラットリア>オステリア>バールです。
(スペインはバルでイタリアはバールと呼びます)
順に高級店、一般店、カジュアル店、喫茶店といった感じでしょうか。
また、ピザ専門店はピッツェリアと呼びます。
どうしても最後は食べ物の話になってしまう・・・
ではまた~