今回はパリのエルメスについて比較したいと思います。
パリ市内にはエルメスが3店舗あります。
フォーブル・サントノレ通りにあるパリ本店、ジョルジュサンク店、セーヴル店です。
出典 4travel.jp
高級バッグの代名詞とも言えるエルメスのレザーバッグ。
特にケリーやバーキンは20代で全く興味が無かった方でも30代や40代になると欲しいと思う人が増える魅力あるバッグです。
たまにネット上でパリに行けばバーキンは買えますか?とかパリならオーダー出来ますか?などの質問と、その回答を目にします。
その答えで多いのは、運次第とか、いつ行っても売り切れてますとか、オーダーは出来ませんとか・・・
確かに運次第と言うのは一部当たってる部分ではあります。
ただ私が思う運次第は他の方が言う運次第とは少しニュアンスが違います。
エルメスに行った日に商品が有るか無いかでは無く、売って貰えるか貰えないかの運です。
結論から言いますとパリの本店にバーキンが無い日はありません。
確実に毎日有ります。
店頭に出ていると言う意味ではありません。
ストックヤードに在庫は常にあると言う意味です。
出典 4travel.jp
私はバイヤーとして70回ほどパリを訪れています。
エルメスは毎回必ず行きますので70回ほどパリのエルメスに行った事になります。
そういった経験と日本人でありながらパリ本店の上顧客の知人の証言からもパリの本店にバーキンは毎日あると言う確証を持っています。
ですから、商品が無いのではなく単純に在庫が有っても売って貰えないのです。
2017年から本店ではバッグやお財布などが欲しい場合は前日までにオンライン予約が必要になりました。(希望者が多い日は抽選です)
つまり予約していないと接客さえしてもらえません。
バッグやお財布以外は予約なしでも買えます。
予約していても確実にバッグやお財布が買えるわけではありません。
あくまで接客して貰える権利が与えられるだけで買えるか買えないかは別問題です。
銀座のエルメスでも運が良ければバーキンが店頭にディスプレイされている事があります。
日本なら店頭に出ていればお金を出せば基本は誰でも買えるでしょう。
でもパリやそれ以外のヨーロッパのエルメスではそうはいきません。
以前の記事でも触れましたが、ディスプレイされていても売っては貰えないのです。
何度かヨーロッパのエルメスで店頭にディスプレイされているバーキンを見せてくださいと言いましたが、これはディスプレイで売り物では無いと軽くあしらわれました。
でもパリに4〜5日滞在出来るなら、ほぼ確実にバーキンを買う事が出来る方法を私は学びました。
その方法はここでは触れませんが、なるほどなと思いました。
それでも殆どの場合、色や素材を選ぶことは出来ません。
その時に出されたバーキンを買うか買わないかの二択です。
欲しいサイズや色が決まっているならオーダーするしかありません。
ただ残念ながらオーダーも顧客で無ければ受け付けて貰えません。
又は定価より高いお金を出してブランドショップで買うと言うことになります。
どうですか?
そんなバッグ要らない!ってなりませんか?
私はバイヤーとしてですが、売って貰えないエルメスが当時は嫌いでした(笑)
バイヤーでなくても店員さんの高飛車な対応に不満を漏らす日本人は多いです。
でもやっぱり個人的にエルメスのバッグは高いなりに素晴らしいバッグだと思います。
まさに職人さんが一点一点手作りされた芸術作品ですし、丁寧にお手入れして扱えば5年10年では無く、20年でも30年でも使えるバッグです。
特にケリーやバーキンは形も変わらないので古い商品でも古さは殆ど感じません。
話が脱線してしまいましたが、パリにエルメスが3店舗あると言いましても、やはりバッグは本店の品揃えが一番だと思います。
レザーのバッグが欲しいならネット予約してパリ本店に行ってみてください。
予約制になってからはレザーのバッグも少しは買える可能性が高まった様な気もします。
ジョルジュサンク店はたまにレザーのバッグ、例えばピコタンとかエブリンなら見かけることはあります。
また帽子の品揃えは本店以上です。
エルメスの帽子が欲しいなら本店よりお勧めです。
バイヤーの間ではジョルジュサンク店を帽子店と呼んだりしてました。
出典 4travel.jp
比較的新しい2010年秋にオープンしたセーヴル店はカフェ等も併設されており、本店には無い家具や絨毯、食器などライフスタイルを含めてトータルでエルメスを感じる事が出来る店舗になっています。
室内プールを改造して造られた店内は吹き抜けがあり本店とは全く違った落ち着けるスペースでもあります。
出典 4travel.jp
シャルルドゴール空港にもお店が有りますが、お土産に買うようなアクセサリーやスカーフなどが置いてある程度です。
極稀にガーデンパーティやキャンバスバッグなどが販売されてるのを見かけた事もあります。
出典 4travel.jp
エルメスがお好きで、せっかくパリに行くのでしたらやっぱり本店には行ってください。
本店から東へ5分ほど歩くとマカロンで有名なラデュレのロワイヤル店があります。
出典 ラデュレ
ラデュレはシャンゼリゼにもお店がありますが、シャンゼリゼのお店はいつも混んでいますのでロワイヤル店をお勧め致します。
ロワイヤル店がラデュレの1号店です。
マカロン以外にも美味しそうなスイーツが沢山並んでいますのでガーリーな雰囲気の店内でティータイムを優雅に過ごすのもいいと思います。
出典 ラデュレ
また大好きなスイーツ話を盛り込んでしまいました・・・汗
今回はパリのスイーツ、いやエルメス比較でした。
次回はシリーズ最終回?のシャネルを比較したいと思います。
スイーツ情報は・・・
いらなくなったエルメスのバッグやお洋服を売るなら。
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