アラサーアラフォーになると、出番が多くなるのがパンツではないでしょうか。
スカートだと寒い、下半身が心もとない、そして何より足を出すことに抵抗がある……。
このような大人の女性は多いのではないでしょうか。
そこで問題になるのが「大人のパンツ、何着ればいいの！？」問題です。
若いころ流行ったスキニーパンツやローライズパンツが太古のオーパーツと化している昨今、大人の女性におすすめしたいトレンドアイテムを紹介していきます。
「とりあえず1本はこれ持って！」からコーデのアクセントにピッタリなアイテムまで、幅広く紹介するのでぜひコーデの参考にしてくださいね。
大人女子におすすめのパンツは？
大人女子におすすめのパンツを3点紹介します。
「この春、ボトムスを買い足したいな〜」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめパンツはユニクロ公式サイト、PLST公式サイトからお借りしています。
定番の1本「黒パンツ」
まずは定番で春夏用、秋冬用に2本持っていても困らない「黒パンツ」です。
黒パンツを選ぶときは、ストレートシルエットのものを選ぶと良いですよ。30代40代になると、細い方でもスキニータイプだと、肉感を拾ってしまい「シルエットが老けてる！」になりがちです。
「でも、私のチャームポイントである脚を見せたい！」という方でしたら、シルエットが少しスリムに作られているパンツをおすすめします。あくまで「タイト」ですよ、スキニーではございません。
黒パンツは、トレンドを意識するならツヤ感のある素材がおすすめです。オンにもオフにも使えて、トレンドを簡単に取り入れられますよ。
40代の定番「テーパードパンツ」
今やおしゃれ番長の定番アイテムといえば「テーパードパンツ」ですよね。テーパードパンツとは、腰回りはゆったり、裾に向かって細くなるパンツのことです。
ハイウェストのデザインを選ぶと脚長効果が得られ、さらにテーパードパンツは裾に向かって細くなっているので脚を細く見せる効果もある、という一石二鳥のパンツです。
特に、日本人に最も多いといわれる骨格ストレートの方は、テーパードパンツが似合う最適スタイルなのでぜひチェックしてみてください。
「そうは言っても、私テーパードパンツが似合わないんだけど」という人！いますよね？トレンドのテーパードパンツですが、腰が張っている人や低身長の人には似合わないという弱点があります。
でも大丈夫！解決策もあるんです！
一般的にテーパードパンツが似合わない人というのは「腰が張っているので、ぴっちりパーンッ！になる」ケースと「低身長でパンツに履かれてる感じになる」ケースの2つだと思います。
- 腰が張っている人：ゆったりシルエットのテーパードパンツを選ぶ
- 低身長の人：トップスをキレイ色にする、オーバーサイズのトップスの裾をインする
腰が張っている人は、オーバーサイズのテーパードパンツを選ぶとぴっちりしないのできれいに見えます。
低身長の人は、視線を上に持ってくることでテーパードパンツを攻略できるはずです。
トレンド「ワイドパンツ」
2024年トレンドになっているのが、ワイドパンツです。
ワイドパンツとは、全体的に幅の広いパンツのことです。昔の人は「デカパン」「ダボパン」などと呼んでいました。
ウエストから裾までワイドなものは通常ワイドパンツ、裾広がりでも7分丈のものはガウチョパンツと呼びます。
「ガウチョ？ワイドパンツ？ちょっと前にも流行ってたから持ってる！」と、早速着ようとしているそこのあなた、ちょっと待ってください……。
残念ながら、ワイドパンツやガウチョといってもシルエットが年々進化しております。
ひと昔前に流行して買ったアイテムを今着ると「それ、何年前の？」「タイムスリップしてきた？」「古くさコーデ？」になってしまうので要注意！
この機会に、最新のワイドパンツでクローゼットの中を更新してください。
パンツコーデの注意点と対処法
パンツコーデの注意点と対処法を解説します。
上下オーバーサイズ
「全身ゆったりサイズでリラックス感〜」ではありません。
10代20代の子が着ると可愛い全身オーバーサイズですが、アラサーアラフォーでやると「ぽっちゃりさん？」「着ぶくれ？」「部屋着？」になるのでNGでございます！
大人の女性のパンツコーデは、上半身か下半身、どちらかはジャストサイズで引き締めてください。
ジャストサイズに抵抗がある人は「服の裾をパンツにイン！」（ファッション用語でタックインといいます）
すると、シルエットがスッキリするので試してみてください。
ひと昔前のアイテム
先ほどのワイドパンツでも触れましたが、アラサーアラフォーになると流行が一周して「それ、昔買ったやつがある～！」になるかと思います。
しかし、再度ファッションアイテムが流行る時は、時代とともにシルエットや素材がアップデートされているもの。
昭和レトロが受けているのは「昭和レトロ風」が受けているのであって、そのまんま昭和レトロだと古臭い・貧乏くさいのダブルパンチでございます。
「だってこれ、まだ着れる！」「同じアイテムなのにもったいない！」という気持ちはわかります。
しかし、断腸の思いで昔のアイテムにはお別れしましょう。
フリルやチュールがガーリー過ぎる
わかります、フリルやレース、花柄にリボン、チュール……どれも女心をくすぐりますよね。
いくつになっても、これらのアイテムは「可愛い！」なのです！
80歳になっても90歳になっても、リボンやフリル、レースを着ていいんです！好きなもの、可愛いものを着ましょう！
しかし、やり過ぎはやっぱりNGということで。
思えばガーリーアイテムって、10代20代の若い子が過剰に着ていても「痛いやつ」とか「メンヘラ」とか言われるじゃないですか。
なのでアラサーアラフォーになったら、より一層「やり過ぎガーリー」に注意なんです。
そこでおすすめなのが、辛口ガーリーアイテムでございます。
同じリボンやレース、チュールでも「グレー」や「ネイビー」といった色身のものを選んでみてください。
あら不思議、とっても可愛いコーデが完成しちゃいます。
ピンクやベージュをつい手に取りがちですが、大人女子は辛口ガーリーが合言葉ですよ。
全身真っ黒コーデ
気が付くと手に取っている色、それが黒、グレー、カーキ……ですよね、わかります。
だって、何にでも合わせやすいんだもん！
とはいえ、それでは往年の名作（迷作？）藤崎版「封神演義」の王天君になってしまうのでNGでございます！
アラサーアラフォーになったら、全身黒だと「年齢不詳、性別不詳」の不審者になってしまうので要注意！
必ずコーデのどこかに色を足してください！指し色です！
「きれいな色の服って買うのに抵抗がある……」というシャイな人におすすめなのが、クツとカバンに指し色をするコーデです。
特に、クツとカバンは同じ色で揃えるとコーデがしやすくなるのでおすすめ。
小さなアイテムであれば、色柄ものを手に取るのもハードルが低いのでは？
骨格別！おすすめのパンツコーデ例
ここからは、骨格別のパンツコーデの例を紹介します。画像はベイクルーズ公式サイトさまよりお借りしています。
骨格ストレート
骨格ストレートの人がチェックしたいパンツコーデのポイントは以下の通りです。
- Iラインを意識する
- 丈は足首～フルレングス
- ハリ感のある素材と相性がいい
- サイズ感はジャストサイズを心がけて
セットアップのものは、簡単にIラインができるので要チェック。
反対に、スキニータイプのものやハイウエストのパンツとは相性が良くないので気を付けて。スキニーだと「肉！」になり、ハイウエストだと「上が詰まってる？」になりやすいです。
骨格ウェーブ
骨格ウェーブの方は、一般的にパンツスタイルが苦手と言われています。
骨格ウェーブはした重心が特徴で、下半身にボリュームがでるので、パンツスタイルだと「脚が短く見える」「パンツスタイルはお尻や腰回りが気になる」という人が多いと思います。
骨格ウェーブさんがチェックしたパンツスタイルのポイントはこちら！
- 上はボリューム、下はすっきりが◎
- ハイウエスト、くるぶし丈のものでスタイルアップ
- 柔らか素材と相性ばつぐん
- サイズ感は細身のものがおすすめ
骨格ウェーブの方は、ワイドパンツだと「パンツに着られてる？」「下半身のボリュームすご！」になるので要注意です。
ワイドパンツ大好き骨格ウェーブさんでしたら、トップスをタイトなものにする、ハイウエストのワイドパンツを選ぶなどして全体のバランスを調整してください。
骨格ナチュラル
3つの骨格タイプの中でも、パンツコーデが難しいと言われているのが骨格ナチュラルです。
この骨格は、フレーム感があり、骨・筋！という体つきなので、似合うパンツが難しいんです。
似合わないパンツをはくと「たくましいー！」「え、オカマの方？」になりますよね？
そんな骨格ナチュラルさんが選びたいパンツのポイントはこれです！
- ワイドなシルエットがGOOD
- ロング丈が似合う
- カジュアル素材と相性がいい
- サイズ感はオーバーサイズで
ワイドパンツは、骨格ナチュラルの方特有の「身体のフレーム感」や「膝がたくまし！」といった身体のラインを拾わないので優秀なアイテムです。
同じ理由でガウチョパンツも似合うはず。
ゆったりめのカーゴパンツなんかもおすすめです。黒できれいめデザインのカーゴパンツならオン・オフ問わずに着られるのでぜひ検討してみてください。
番外編・骨格不明
「骨格〇〇って言われたけど、自分は納得していない！」
「骨格診断、やるたびに結果が違う！自分の骨格がわからない！」
という方のために、骨格不明の方のためのパンツコーデのポイントを解説しておきますね。
| 気になるポイント | 対処法 |
| 足が小さい | 寸詰まりに見えるのでフルレングスは避ける |
| ぽっちゃりさん | サイズ感に気を付けて！ジャストサイズ～オーバーサイズを選ぶ |
| 腰回り、お尻が気になる | テーパードパンツ、ワイドパンツをチョイス |
| 身長が低いからパンツに苦手意識がある | 上下で色を変えてメリハリ
センタープレスの入ったパンツを選ぶ |
| 取り合えず似合うパンツは何を買ったらいいの？ | 黒のストレートシルエットパンツがおすすめ |
まとめ
アラサーアラフォー、大人女子のためのパンツコーデのポイントを紹介しました。
今っぽいトレンドのシルエットは「Iライン」と「Xライン」を意識すると良いかと思います。
ぜひこの記事で紹介したパンツコーデに挑戦してみてください。
また、流行が一周したからと言って昔のアイテムを引っ張り出さないこと！クローゼットの中もアップデートしていきましょう！
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